コラム「ちょっとインテリア」 |

| ■ コップ一杯の寝汗を侮っていませんか? 健康な人で、一晩にコップ一杯の寝汗をかくと言われています。 睡眠中は代謝量が下がるので、体温が低めに設定されています。そのために汗をたくさんかいて体温を下げようとします。暑がりな人だけ寝汗をかくわけでも、じめじめした時期だから寝汗をかくわけでもなく、体温調節のための生理現象として、誰でも、いつでも、寝汗をかくのです。また、夢を見たときに発汗中枢が刺激されて汗をかくこともあるそうです。 子どもや赤ちゃんは大人より多くの寝汗をかきますし、女性の場合妊娠時や生理前に寝汗が多くなります。 もちろん湿度が高かったり暑かったりしても寝汗は増えます。 こうした寝汗はサラサラしていて、健康な証拠です。 べたべたした寝汗を部分的にかいたりするような時は要注意。自律神経失調症や結核などの病気、ストレスや疲労が原因となっている場合もあります。気になるようでしたら、お早めに医療機関の診察を受けてください。 寝汗と睡眠は切っても切れない仲。・・・とはいえ、寝汗で湿ったシーツや汗のにおいのしみ込んだマットレスでは、上質な睡眠は得られません。しっかり湿気対策をして、気持ちよくお休みください。 ■マットレスのメンテナンス マットレスのメンテナンスのポイントは、「湿気対策」と「ローテーション」です。マットレスが湿気を帯びるとカビの原因になります。寝汗をマットレスに吸収させないよう注意しましょう。ベッド周りを清潔に保つことも大切です。 また長く良い状態で使えるように、定期的なメンテナンスも必要です。 □マットレスの上に布団を敷いて寝ていませんか? マットレスはそれ自体が寝具ですから、さらに布団を敷くのは間違い。 マットレスを清潔に保ち湿気がこもらないように、マットレスの上にはベッドパッドとシーツを使ってください。睡眠中にたっぷりとかいた汗は、ベッドパッドが吸収してくれます。ベッドパッドはなるべく・・・いえ、必ず使うようにし、天日干しで湿気をしっかり取り除きましょう!シーツはこまめにお洗濯してください。 マットレスは洗ったり干したりできませんので、時々壁に立てかけて風を通してください。立てかける時、無理に曲げたりしないよう注意しましょう。 □マットレスの寿命は約10年! といわれています。ただしそれは、正しくローテーションして使った場合のこと。 同じ面の同じ位置にずっと寝ていると、詰め物が片寄ったりヘタったりしてしまいます。裏表がないタイプのマットレスでは、上下や裏表を入れ替えて使うことで、へたりを均等にし、良い状態で長くお使いいただくことができます。 少し大変ですが、以下のローテーションをシーズンごとに行ってみてください。くれぐれも腰など痛めないように、ゆっくり少しずつ作業してくださいね。
体圧が余計にかかる胸やお尻の部分は早くへたります。そのまま使うと寝姿勢に悪影響を及ぼし、マットレスの寿命も短くなります。そうならないように、シーズンごとに使う面を入れ替えてあげましょう。 □ベッド周りも清潔に ベッド下にホコリがたまらないよう、マメにお掃除しましょう。ベッドフレームは時々乾拭き、特にヘッドボードは頭髪の汚れがつきやすいので気を付けましょう。 ■ふとんと枕の湿気対策 おふとんの上げ下ろしって大変。でも毎日使うもの、一日の3分の1をそこで過ごすものだから、清潔に気持ちよく使いたいですね。 □ふとん干しのコツ ふとんにもたっぷりの寝汗がしみ込んでいます。天気の良い日にはなるべく天日干ししましょう。 午前10時から午後2時までの間の2時間くらいがちょうどいい時間。午後3時を過ぎると湿度が高くなってしまうので、早めに取り込んでください。 ふとんたたきでばんばん叩くのは中綿を傷めるだけ。ほこりはその場で舞い上がり、ふたたびふとんについてしまいます。気になるほこりは、ブラシや手で下に落とすように静かに払い、ふとんを取り込んでから掃除機をかけましょう。 →羽毛ふとんや真綿ふとん 放湿性にすぐれているので、時々風通しの良い日陰に干すだけで十分です。日に干す場合は直射日光があたらないよう必ずカバーをかけましょう。 □まくらそばがら・ひのき・ポリエステルわた・パイプ・ストロー・ビーズ素材などは天日干ししてください。特にそばがらは虫がつきやすいので、頻繁に天日干ししましょう。 低反発ウレタンや羽毛は、風通しの良い日陰に干してください。直射日光はNGです。 丸洗いできる枕もあります。取り扱い表示をよく確認して正しくメンテナンスして下さい。 |