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Finish -仕上-

家具の表面仕上げである塗装。木材塗装の目的は、表面に塗装膜をつくり保護することと、色彩や光沢で美しく保つこと。塗装の種類や方法はいろいろありますが、なかでも代表的なものをご紹介します。

ラッカー
塗膜が薄く表面がなめらかで柔らかい光沢があります。ヨーロッパでは主流の塗装です。木の風合いを生かす塗装のひとつで、使っているうちに日光や蛍光灯の光などにより「焼け」が生じ、だんだんと味わいが出てきます。一方、耐熱温度は40〜50度のため、熱いものを直接置くと白く跡が残りますのでご注意ください。また、濡れたもの、アルコール類もシミになりますので、テーブルなどの場合はコースターやランチョンマットのご使用をお勧めします。普段のお手入れは、乾拭きもしくは固く絞った布で拭きます。

ポリエステル樹脂
厚塗りできるのが特徴で、硬く光沢のある仕上がりです。摩擦に強く、耐薬品・耐水・耐湯性に優れています。その反面、柔軟性に欠け、衝撃に弱く白いキズなどが生じる場合もあります。代表的な例としてピアノ塗装が挙げられます。

ウレタン樹脂
日本ではもっともポピュラーで主流の塗装です。つやありからつやなしまで種類が豊富です。耐久性・耐湯性、耐薬品性などすべての面で優れていますので、扱いやすく、普段のお手入れもラクです。

UV塗装
特殊な塗料に人工紫外線を照射し塗膜を硬化させる塗装。非常に硬い仕上げです。耐磨耗性・耐薬品性に優れキズがつきにくい反面、修理が困難です。耐熱温度は200〜300度で、水ぶきができるのでお手入れも簡単です。

オイルフィニッシュ
植物油を主成分とした塗料を木に浸透させながら磨き上げる塗装です。他の塗装と違い表面に塗膜をつくらないので、木の質感がそのまま楽しめます。また、少しくらいのキズであれば補修が比較的容易です。日光や蛍光灯の光により「焼け」が生じ、だんだんと味わいが出てきます。
オイルフィニッシュは塗膜がないため、年に1度はオイルをすり込むなど、丁寧なお手入れが必要です。
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